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更新日:1999年1月27日 文章:佐々木忠仁 |
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●第2節
どんな会社を作るか決めるのは簡単やろな。 自分で出来ることなんか、そんなにないやろ。 今までしてきた仕事をするのが一番てっとり早いかな。 ノウハウもわかってるし、顧客なんかもとってきたり出来そうやし。 そうやって会社続けてるうちに、ええ話なんかも舞い込んでくる。
でもええ話には、あんまり乗らんほうがええかも知れんで。 「死ぬ程おるんやったら、みんな死んでしまえ!」 と思うんやけど、それも面白うないわな。
ちょっと前うちの社員がな、伝言かなんかで女の子と知り合いになりおったんやわ。 「それ、何かおかしいで。」 と思うやろ? 「いきなり羽毛布団かなんか売りつけられるで。」
とか忠告してたんや。 「社長、相談があるんですけど.......... 」
言うてきたんや。
ほんで、そいつのアホなところは買ってから10日目に相談に来たところや。 「そのコート、ごねて返して来いや。」 って言うたったら、会社へ電話してたわ。 「手続き上、返品は出来ません。」
って返事が返ってきたらしい。 「返品でけへんねやったら、もっと安いコートに交換してもらえや。」
言うたら、それでOKが出たらしい。 「お前、60万もするコートほしいんか?なんで5万くらいのにせえへんねん。」 「まあ、ええか。200万に比べたら安うなっとるもんな。」 とまあ、そいつは良かったと思ってたらしい。 「ほんでお前、前のコートのローン解約してもらったんか?」
してない。 「家の方に送っておきます。」
やって。
そいつもデートしてもコート買わんかったらそんで良かったんや。
人間、欲かいたらあかんなあ、ほんま。
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